出版業界の闇
最近、身近なところで出版業界のダメさを感じることが多い。
【ケース1】とある本(この本をAとしよう)を読んでたら、うちの仕事場が「旅行ガイド」的なページに載っていた。掲載の相談も連絡も受けたことがないのに。
もっとも、本を書く際に、基本的には相談も連絡もなく何かに言及することは自由である。たとえば私が、著書に「東京タワーに登ったよ」と書くのは自由である。しかし、商業施設でもなく一般公開された公園でもない場所を、勝手に旅行ガイドに書くのはルール違反である。しかも本Aは、間違った情報を掲載している。
【ケース2】ケース1だけでも嫌な気分なのに、さらに、雑誌Bは、本Aの文面をパクった旅行ガイドを書いていた。まさに最悪である。地獄絵図である。
間違った情報を勝手に書いてる本、さらにはそれをパクって売る雑誌。こんなのがまかり通る業界に未来はないような気がする。