ぼくのほそ道

サイエンスとかアートとか自然とか仏像とか生物とか・・・。僕の知り合いの人は読むの非推奨!

2012-01-01から1年間の記事一覧

名古屋行ってきた。

「尾張名古屋は城で持つ」というわけで、まずは名古屋城に行ってみます。 入り口付近の石垣はさすがに豪壮なかんじ。徳川御三家の圧倒的パワーみたいなものを感じさせます。 しかし、場所によってはそれほどきっちりと石を整形してないところもあるみたいで…

須磨での花見

地味な桜の名所・須磨の様子。須磨寺のおとなりの公園では、主に地元民が盛んに花見をしている。日ごろはローカルな公園だから、近所の子供たちがおもちゃや三輪車を置きっぱなしにしているのだが、そのおもちゃのスコップの上にも桜が舞い散るのである。 須…

須磨というところ

桜の名所としての須磨。神戸市内でもわりと有名なんだけど、かなり地味な印象です。今年の神戸は平清盛で盛り上げていこう、特に敦盛の死んだあたりとして有名な須磨は敦盛でがんばろう、という雰囲気です。 そこで登場した敦盛桜。「須磨浦にてお待ち申す」…

須磨浦と文学

須磨浦近辺を題材に詠まれた短歌・俳句なんかをまとめます。かっこ内は句碑のある場所。万葉集 須磨の海女の塩焼き衣の慣れなばか一日も君を忘れて思はむ 山部赤人 巻第六 須磨人の海辺常去らず焼く塩の辛き恋をも我れはするかも 平群女郎 巻第十七 古今集 …

須磨というところ

唐突ですが、せっかく関西に引っ越すんだから、源氏物語に地名が出てくる町に住みたいと思った。ここ須磨は、京の都を追われるように逃げ出した光源氏が失意の日々を過ごした超絶田舎町という設定で描かれている。確かに今でもひなびた港町の風情を残してい…