ぼくのほそ道

サイエンスとかアートとか自然とか仏像とか生物とか・・・。僕の知り合いの人は読むの非推奨!

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↑ この言葉に激しく同意。僕の言いたいことを簡潔にまとめてくれてる。この人にはじめて才能を感じた。

中途半端なステータスと知名度を持っているという点で、程度の差はあるがこの人と僕は似ている。そういう僕らがよく経験するのは、無名の人(ネット上の人のこともあるし、講演会に来る人のこともある)からの攻撃である。

やたら上から目線で、「お前の言っていることは間違っている、その根拠は、おれは○○大学の××先生という偉い人と知り合いだからだ」というようなことを言われる。そういう攻撃をする人は、自分自身は無名・無学なただの人なのに、○○大学の××先生と自分を同一化することで、他人を上から批判する権利を持つと勘違いしているのだ。

そういう論法がまかり通るなら、僕はE. O. Wilsonとおなじ組織に所属して口を利いたこともあるんだぞ、アルゴアの話をじかに至近距離で聞いたこともあるんだぞ、なんて理由で、我が分野の日本の学者たち全員を見下すことも可能になってしまうのだ。

なぜひふみんは、引退が決まった夜の会見を拒否したか

いつでも礼儀正しく愛想のよいひふみん。しかし、引退が決まった夜、彼には笑顔も愛想もなかった。マスコミを無視し、投了前に呼んでおいたタクシーに乗ってその場を後にした。この行動の理由についていろいろ語られているが、ここでは僕の見解を書いておきたい。

これはたとえ話である。ある有名人が難病にかかり、もうすぐなくなりそう、どうやら今夜がヤマだ、というのをマスコミがかぎつけたとする。そのとき、マスコミが病院の前でスタンバっていたらどんな気分だろう。その記者にとっては、もしその有名人が死んだら大ニュースであり、他社にさきがけて報道できるスクープになるだろう。しかし、その有名人がその晩死ななかったら、その記者にとってはなんのニュースでもない。その有名人の死が、その記者にとっては成功である。その晩に死ぬ可能性が結構あるからという理由で取材に来る記者。これは失礼な話である。

ひふみんの場合もそうだ。対局に負けたら引退で、大きなニュースになる。対局に勝ったら現役続行だから、ニュースにはならない(小さなニュースにはなるかもしれないけど)。つまり、対局に負けるというネガティブな現象を前提として、マスコミは集まってくるのである。これはたいへん失礼な話である。

マスコミや、彼らの顧客である一般市民に望むことは、ある有名人が今夜死ぬ可能性があると感づいていても、あるいはひふみんが今夜引退する可能性があることに感づいていても、あくまでも「生きるだろう」「勝つだろう」という気持ちで見守ってほしいということ。ネガティブなことが起こることを予期していたとしても、それは心のなかにとどめておき、表立った行動を起こすのは、公式発表のあとにしてほしい。

結婚式のお祝いはピン札がよい。しかし、お葬式の香典はピン札ではいけない。これは、前もってその人が死ぬことを予期していたかのように準備がよすぎると遺族を傷つけるという意味である。こういう奥ゆかしさを望むのである。

 

石田三成の 「三献の茶」

一杯目はぬるく、二杯目は少し熱く、三杯目はとても熱くしてお茶を出した。これは喉が渇いていた秀吉への心配りである。

石田三成についてこういう故事が語られるが、そもそも緑茶とは、一杯目はぬるいお湯で甘みを楽しみ、二杯目は少し熱いお湯で深い味を楽しみ、三杯目は熱いお湯で苦みを楽しむものである。当たり前といえば当たり前なのである。

しかし、実際にお茶を上手にいれるのはむずかしい。煎茶のいれかたの基本を実行できた三成は優秀だし、その基本をつくった煎茶文化もすばらしいのである。

出版業界の闇

最近、身近なところで出版業界のダメさを感じることが多い。

【ケース1】とある本(この本をAとしよう)を読んでたら、うちの仕事場が「旅行ガイド」的なページに載っていた。掲載の相談も連絡も受けたことがないのに。

もっとも、本を書く際に、基本的には相談も連絡もなく何かに言及することは自由である。たとえば私が、著書に「東京タワーに登ったよ」と書くのは自由である。しかし、商業施設でもなく一般公開された公園でもない場所を、勝手に旅行ガイドに書くのはルール違反である。しかも本Aは、間違った情報を掲載している。

【ケース2】ケース1だけでも嫌な気分なのに、さらに、雑誌Bは、本Aの文面をパクった旅行ガイドを書いていた。まさに最悪である。地獄絵図である。

間違った情報を勝手に書いてる本、さらにはそれをパクって売る雑誌。こんなのがまかり通る業界に未来はないような気がする。

 

今後のブログネタ備忘録

・日本人を3分割すると、オタク系ヤンキー系意識高い系になる。それぞれ他者に冷ややかな目線あるいは批判的な姿勢を取る。社会を変えるには、自分が属さないタイプへも訴えかけるだけの説得力が必要。

・石油が枯渇するというのは、採算が取れないというだけの意味。

ぼくのほそ道って歌があるのね・・・。このブログのほうが早いんだからね。でもマイナーだからパクられたなんて言うほどのことでもない・・・。

職業別給料ランク発表 1位は「パイロット」に

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170224-00010005-abema-soci

 職業別平均月収(厚労省調べ)
・1位 パイロット 149万3300円
・2位 医師 85万8900円
・3位 歯科医師 67万6400円
・4位 大学教授 65万5600円
・5位 大学准教授 52万8600円
・6位 弁護士 48万9100円
・7位 掘削・発破工 47万2400円
・8位 公認会計士、税理士 46万5700円
・9位 大学講師 44万800円
・10位 客室乗務員 43万4500円

 

ふーん、僕ってそんなにもらってたんだ・・・。しかしこの調査、どこで線を引くかによって、結果はぜんぜんちがってくるので注意。パートタイマーも平均に含めているような気がする。たとえば、弁護士がやたら低いのは、弁護士として開業してはいるが、あまり仕事してない人も含めているからでは。いっぽう、大学の先生はフルタイムで雇われてるのが基本なので、こんなふうになる。あと、マイナーだけど高給取りの職種が省略されていることに注意。独法の研究員は、大学教授より高給取りだったりする。